便を作ってみよう

便は発酵によって出きた産物

便は決して食べ物のカスばかりではないのです。
便が細いとか少ないとか、疑問の方に知っていただきたいです。

なかなか形の良い便が作れない人に、この情報が届くことになればいいです。
「便を作ってみよう」聞きなれないタイトルですが、本当に作れるようになります。

便をスッキリ、毎日出したいと考えた時、多くの人は偏った健康食品やおなかの痛くなる便秘薬に
頼る人が多いです。
また、下痢の時も同じであれこれ下痢止めを服用します。

どちらかというと腸のことや、住んでいる常在菌のことを考えて対処する人は少ないでしょう。

便は作ることができます。そして毎日心地よい排便を試みることができます。

結論から申し上げて、日頃からあなたに住んでいる常在菌を育てることです。
育てることとはこういうことなのです。
1、常在菌を増やすことです。
2、常在菌がたくさん短鎖脂肪酸(有機酸)を作れるように鍛えることです。

そうするために
1、常在菌の好物の餌を与えることです。
2、好物の餌は食物繊維(水溶・不溶)、オリゴ糖、消化しにくいでんぷんなどです。
3、大切なことは偏らないで平均的に与えることです。
4、常に一定にある程度の期間を続けることです。

「今、便秘や下痢なのにそんな悠長なことをやってられないわ !」

ごもっともなご意見ですが、長〜い目で見ましょうね。
長い人生、少しの期間からだの勉強をしても良いではありませんか。

便の中身のお話し

死菌10%
常在菌が増えて、短鎖脂肪酸を作り、役目を終えた菌が死んでゆきます。
菌の外壁部分は不用になり、腸内が活発であればあるほど死菌は増えます。
便を形つくる元になります。

垢(あか)10%
お風呂に入って垢すりをした時に出る、あの垢と同じ古い表皮と考えてください。
常在菌が活発になることで短鎖脂肪酸が増えて、そして短鎖脂肪酸が増えることで腸の上皮細胞の新陳代謝が進み、古い粘膜層が剥がれ落ちてきます。これが垢です。

滓(かす)10%
常在菌の好みの食べ物でも、最後まで消化できない繊維質やでんぷん類もあります。
いわゆる便を形作る繊維類のことです。

便を形つくるものは、こういった常在菌が関わった発酵過程で出てきた副産物が、主なものです。そして、これらに70%の水分を含み、バナナ状で香りが穏やかな便がスルッと出るのです。

快便は気脈が流れる

腸は脳と同じですから、スルッと出た時の爽快さは気も流れます。
内臓が出てしまったような感覚になるものです。

 

 

 

 

出来上がった便は短鎖脂肪酸により、ぜん動運動の力も上がって滑りやすさも加わり、粘膜上をスルッと自然と流れるように出ます。

もうお分かりですね。
常在菌を育てることで、便は作れるのです。
これには、タネも仕掛けもないです。
自然で当たり前の営みなです。

自然で当たり前の営みを理(ことわり)と言います。
この学びを理学と言います。

そうです。便をつくることができるようになれば、便の理学者といえます。

薬漬けにならない体作りは皆さんにもできます。
常在菌の餌としてバランスの良い食品を選びましょう。

 

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「えっ! そうなの? そう言えば心当たりあるわ」 「なるほど、そういうことだったのね」 「マンネリ化したやり方ではダメなのね」 「考え直して、取り組んでみようかしら」  につながる、ヒントを書いてゆきます。