糖質制限食と便の形と量とにおい

糖質制限食

糖質制限食で崩れる便の質を立て直す

今、糖質制限をしながら症状を改善する治療や健康法がとても増えてきております。
これはいろんな症状を改善する上でとても良い事で、これからももっと普及することでしょう。

糖質制限食の話をすると必ずといって「極端なやり方は身体に悪いし、糖はエネルギーだから取らなきゃダメだ!」という反論にあいます。
糖質制限と健康について口火を切っても、受け入れられるまで10年20年かかるものです。

薬局の薬剤師さんも糖質制限食の良し悪しをきちんと解説してくれる方は少ないです。
今、調剤薬局は「かかりつけ薬局」を宣言しているお店が増えてきましたが、これから栄養や食に対して詳しく指導できる薬局が現れてくると期待をしています。

このぺージは糖質制限食と腸内の関係を経験の中からお話しできることを記述します。

糖質制限食を始める上で次のようなことがあるかもしれないということです。
1、便量が少なくなる。
2、排便日数が減少する。
3、腸内細菌叢が悪玉ネットワークに変化してくる。
4、便臭がきつくなる

糖質制限食イコール炭水化物を取ってはいけないと直訳する人が比較的多いです。
そして懸念される四つの状態が現れてくると考えるのではないでしょうか。

不足してはいけないセンイ類

でも、この四つのことを理解できる人は相当に腸に詳しい人です。
結論から申し上げて、四つの事情が起こる原因は食事の中に
1、食物センイ不足
2、難消化性デンプン不足
3、オリゴ糖不足
が不足して
腸内発酵力が乏しくなることの表れです。

腐敗環境になると次から次へと腐敗の関連菌が目を覚ますのです。

炭水化物を止めるようにしてタンパク質、脂質を中心の食事に切り替えるということは誰もが理解しております。
しかしそうは言っても、常在菌のエサに配慮がほしいのです。

タンパク質、脂質には食物繊維がありませんから、常在菌のエサにはなりません。
常在菌のエサがなくなると、常在菌は減少して短鎖脂肪酸(有機酸)が作れなくなります。
これでは腸のエネルギーは作れません。

タンパク質の量が多くなり、未消化のまま大腸まで肉や魚が流れ着いたら、タンパク質を好む菌が目を覚まし増殖繁栄することになります。これが腐敗です。
ご存知の硫化水素、アミン、インドール、スカトール、アンモニアなどを作り出す特定の菌が目を覚まし、大好物にありつき勢力を広げることになるのです。

このようなことが最初の四つにある懸念されることなのです。
この懸念を減らすためにはセンイ質の多い野菜をたっぷり摂ることを薦めます。
センイ質不足のときは食物センイや難消化性デンプン、あるいはオリゴ糖のバランスよく配合した栄養補助食品を摂ることも良いわけです。

糖質制限食はまず胃を立て直してから

胃酸が多く出ていろいろな症状がある人は、胃酸を止める薬を飲み続けていることがあります。
こんな方が糖質制限といって胃酸を抑える薬を飲みながら肉魚を取り続けると、肉魚が消化できず大腸に流れ着いて腐敗臭を出す羽目になってしまいます。

胃酸はとてもとても大切な消化剤になるのです。
糖質制限食を始めるときは胃酸が十分でている状態のときならタンパク質類の消化が上手くゆきます。

また胃酸は外部からの悪い菌が入ってきても殺菌する役目もあるのでとても大切なものです。

糖質制限食を始めるときは食物繊維や難消化性デンプン、あるいはオリゴ糖などを合わせて摂ることを絶対に勧めたいです。
常在菌にエサが届いて
1、便量が多くなる。
2、排便日数が安定する。
3、腸内細菌叢を善玉ネットワークに保てる。
4、便臭が気にならなくなる。
と言ったことを検証しながら、糖質制限食を始めてください。

ごはんを工夫して味わうコツ

ごはんを食べたい人は食べてもいいですが、ごはんが消化しにくい形になっていれば一口二口は良いかと思います。
例えば、冷やご飯を2〜3回かんですぐのみこんだり、焼き飯を一口食べたりするのが良いです。
炊きたてのごはんを一口二口はお勧めできません。下記ページを参考にしてください。
blog.darm.co.jp/…/16/冷やごはんを食べてやせる、奥の深いはなし

糖質制限の対象となのものは、砂糖を使った甘い飲料やスイーツ、パン、うどん、パスタ、ラーメン、炊きたてごはんをたっぷりとることなどでです。これらは糖質というより「糖類」なのです。
食物繊維や難消化性デンプン、あるいはオリゴ糖なども炭水化物で糖質の一部ですが、常在菌のための機能性ある糖質です。

炭水化物には糖類(ブドウ糖・果糖の単糖類、砂糖・乳糖・麦芽糖の二糖類、合成ブドウ糖果糖)、糖質(多糖類、糖アルコール、合成甘味料)そして食物センイがある。

疲労回復剤として砂糖に頼りすぎてはいけない

よく疲れたから甘いものが欲しくなると言われます。
しかし、この「欲しくなる」に甘えると体は弱くなるのです。砂糖は食品の中でも摂りすぎると、身体の機能が低下します。

砂糖が多く体内に入ると体は酸化して老化が早まります。これを糖化といいます。
糖化とは過剰な糖によって「体が錆びる」状態のことで活性酸素が多く作られ、身体ははどんどん錆びることになります。

身体が錆び始めるといつも「疲れた」を感じてまた砂糖が欲しくなります。砂糖を元気の素にしていると老化が進み病気を作ります。
「疲れる」話は別のページで記述したいと思います。

特に砂糖を使ったスイーツがとてつもなく増えているから、警告されるのです。
このように糖類(直接に砂糖を使った食品)を減らすことで健康になれる情報が多くなってきました。
少しだけ関心を持つことで健康が保たれます。

常在菌を育みながら、糖質制限食を進めることが腸を愛する基本なのです。
毎日の便のリズム、形、量、匂いはおなかの環境の大きな便りなのです。

ですから、大便なのです。

ABOUTこの記事をかいた人

「えっ! そうなの? そう言えば心当たりあるわ」 「なるほど、そういうことだったのね」 「マンネリ化したやり方ではダメなのね」 「考え直して、取り組んでみようかしら」  につながる、ヒントを書いてゆきます。