酸化マグネシウム便秘薬のいろいろ注意すること

腸内の水洗い

酸化マグネシウムの便秘薬をコップ一杯の水で飲むこととは

酸化マグネシウムの便秘薬をコップ一杯の水で飲むこととは二つの理由があります。

ひとつは、一緒に飲む酸化マグネシウム錠が胃内で早く溶けて、白い懸濁状の液にしてそのまま大腸まで流れ着くことにより、便を柔らかくして排便させようという意味があります。

もう一つは、酸化マグネシウムが胃酸と混ざって塩化マグネシウムになり、今度は腸液と混ざって炭酸マグネシウムになり、強力に腸内に水分を引き込む作用が生まれます。
腸内に水を引き込む作用が発現することは、体は脱水をすることになります。
すなわち脱水を防ぐためにも酸化マグネシウムを服用する時は、コップ1杯の水を飲むことをお願いするわけです。

酸化マグネシウムをコップ1杯の水で服用することとか、1日2回服用する理由等をきちんと知っていただいてこそ、便通の改善を早く確実に進めることができます。

酸化マグネシウムは他の薬との関係で注意することがあります。

酸化マグネシウムは一度溶けると浸透圧の作用で他の薬などを抱え込む作用が出てきます。
ですから、他の症状を改善するための薬などと一緒に飲むと、その薬を抱え込み吸収させないような形になります。

それでは他の薬が他の症状を治すことができません。
特に以下にあげる薬は酸化マグネシウムとは、少なくとも2時間以上開けて飲むことが大切です。

酸化マグネシウムと他の薬を一緒に飲むときに注意すべき相互作用


血中カルシウムが高まり       化膿止めの吸収が悪く効き目が薄れる
腎血管が収縮し排泄が
悪くなり高Ca血症に注意


胃酸がないと酸化Mgの効果が出ない  高マグネシウム血症になる可能性


各薬の効果発現を遅めてしまう可能性

酸化マグネシウム腎臓病の人や高齢者には要注意

厚生労働省に酸化マグネシウムで重篤な高マグネシウム血症25例(そのうち死亡例4例)が報告され、死亡例4例報告されました。

2008年9月に使用上の注意に高マグネシウム血症の初期症状見方、長期服用する場合は定期的に血中マグネシウム濃度を測ることになりました。
酸化マグネシウムは体内に吸収されることが少ないですが、ビタミンDの薬などと一緒に飲むとマグネシウム吸収が高まる場 合もあります。
(ビタミンDのサプリを飲んでいる人も注意が必要です。)

腎臓機能が落ちている人、高齢者、脱水症状など人はマグネシウムを排泄することができなくなります。
このような人が長期間酸化マグネシウムを飲み続けると血中マグネシウム高まり、嘔吐、徐脈、筋力低下、傾眠等の症状があらわれます。
服用を中止して医師に受診することが大切です。

第3類医薬品として販売されている一般用医薬品でも、購入時は薬剤師、登録販売者とよく相談をして購入すべきです。
また繰り返し、多くの数量を購入する人も高マグシウム血症の症状はないかを自己診断して、少しでも調子が悪いと思うときは購入店の薬剤師、登録販売者に告げて相談した上で、速やかに受診することが大切なことです。

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「えっ! そうなの? そう言えば心当たりあるわ」 「なるほど、そういうことだったのね」 「マンネリ化したやり方ではダメなのね」 「考え直して、取り組んでみようかしら」  につながる、ヒントを書いてゆきます。