自覚がない慢性疲労と便秘

便秘症解消の決定打はないもの

便通をつけるものはたくさんありますが、便秘症を完治させる薬や方法はなかなかありません。
お通じを求めて便秘薬やサプリや民間療法を取り組むのはどなたも同じです。

便秘の医療の考え方は「便秘の決め方と処方薬について」医療界で2018年10月に便秘の治療指針である「慢性便秘症診療ガイドライン」が現状の便秘に対してもっと幅広く踏み込んだものを発表しました。

日本内科学会は「便が3日以上出ない、または出ても残便感がある場合を便秘」というように定義していますが、お通じがない人にとってはガイドラインなんちゃらで解決できなく日々苦しんでいるのが現状です。

当ブログでは化学的刺激性のものは避けつつ、腸に排便のタイミングを学習してもらえるように、お腹に優しいものを一定に使用する方法を主体に記述しております。

薬物以外では食事の中で便通を改善する作用の、ヨーグルトや食物繊維また、適度な運動も勧めていますが、なかなか効果が現れない人もいるのではないでしょうか。

便秘症を完治させる薬や方法はなかなか見つけにくいですが、そんななか今回は疲れと便秘について良い事例がありましたので投稿します。

便秘と自律神経の関係

便秘の原因の一つにライフスタイルが原因の気づかぬサイレント疲労を疑ってみたらいかがでしょうか。
サイレント疲労は以下のことがらが慢性的に続いているものです。
1、睡眠不足
2、疲れているがつい夜更かしをしてしまう。
3、全てが完璧でないと納得できない。
4、食事で十分な栄養が取れていない。
5、頭で疲れたと感じたとき甘い飲み物や食べ物、カフェインの入ったものを摂るりたがる。
6、定期的に便が出ないと出るまで気にし続けている。
7、新型コロナウィルス情報だけでもストレスです。

自律神経に交感神経と副交感神経の二つがあります。
昼間の活動時に活発になる交感神経と、ゆったりした時や就寝時にに活発になる副交感神経の2つです。

特に副交感神経は消化管の中でも腸への影響がとても大きいのです。
みなさんが寝ているときに腸はしっかり動いてくれるので安心です。

その原動力はゆったりと優しく見守ってくれている、独立した副交感神経のおかげなのです。
皆さんが寝ている間に腸機能を全開して消化、吸収、排泄をこなしてあなたの命を守っているのです。

この2つのバランスが崩れた状態で自律神経のバランスを失った状態を自律神経失調と言われています。
こんな時は不規則な生活や過度のストレスがある場合、体のだるさ・便秘や下痢・頭痛・動悸・めまいなどの症状が現れます。

あなたの几帳面さとやる気満々な気持ちと、過度な頑張りようが昼型の交感神経を高ぶらせてしまいます。
そして夜ゆったりしている副交感神経にまで、過度な影響を与えるようになります。

副交感神経は夜には消化、吸収、排泄という大切な仕事をこなさなければならないのに、昼間から興奮が続いている交感神経の影響で副交感神経本来の活躍の道が閉ざされ、便秘や下痢につながっていくのです。

そして、便秘薬を飲み続けることになるわけですが、便秘薬も慢性的に飲み続けると薬に依存してしまい、毎日がストレスの原因となることもあります。

便秘を別の角度から考えてみたいと思います。

ビタミンCと副腎と便秘との関係

便秘を気にし過ぎる方数名にビタミンCの服用を勧めましたら、服用後1〜2日で見事に全員が心地よい便通があったと喜びの連絡をいただきました。

いつも便秘相談を受けていると副腎疲労も併せて疑うようにしています。
相談の中身がいつも同じの人には目先を変える意味でも効果があったので記述します。

慢性便秘の人はものすごく便秘解消にエネルギーを使っています。
いつも気持ちが張り詰めている几帳面な方に少しは手助けになると思います。

この現象はビタミンCが直接便意を作るのではなく、交感神経の強い影響からビタミンCを飲むことで、腸をコントロールしている副交感神経に張り詰め感が薄らぐことにより便意を感じさせたのです。

このビタミンCが影響を及ぼすところは副腎なのです。
副腎は腎臓の上にくっついている三角形の突起物なのです。

この副腎には次のような「ホルモン」を作り血中に放してくれます。
・戦ったり、逃げたりするときに必要とする「アドレナリン」や「ノルアドレナリン」が作られる
・体の酸化を防いだり、組織を修復したり、性ホルモン「エストロゲンやテストステロン他」をコントロールしたり、加齢を抑えたりするホルモン「DHEAという若返りホルモン」が作られる
・血糖値の調節、炎症を抑える、免疫を調整する、心臓血管を強化、中枢神経を刺激、ストレス反応を正常にするための「コルチゾール」が作られる
・ナトリウムやカリウムの調節と体全体の水分の調整をする「アルドステロン」が作られる

生きてゆくためにこんなに欠かせないホルモンを作っている副腎が極度な疲労になったら、各種ホルモンが少なくなって体はどうなるんだろうと考えたことがありますか。

湿疹のすごい症状の時、塗り薬に「ステロイドホルモン」という軟膏やクリームが出ます。
こんなきつい薬も人は体から作り出しているのです。
身体は自分で作り出す分で炎症は止まる仕組みになっているのですが、過剰な炎症は薬に頼ることになります。
薬のステロイドは一時的にして長期には使わない様な生活に戻すことが大切です。

家庭や社会でいろいろな変化に対応するために、副腎は毎日毎日奮闘してあなたをコントロールしているのです。
そんな副腎だって栄養を欲しいと思っているのです。

その副腎の最高の栄養素が「ビタミンC」なのです。

「ビタミンC」は体内で作れない栄養素です。
従って外より摂る以外に手立てはないわけです。
果物や野菜から「ビタミンC」を摂ろうと考えても、健康に必要な容量はなかなか取れないのが現実です。

じゃどれだけの「ビタミンC」を取ればいいかという前に、体のどの部分が「ビタミンC」を必要としているかを知っていただければ、その大切さがわかると思います。

毎日緊張モードこそ和らぎと気遣いを

新型コロナウィルスの流行で、神経は過酷すぎるほど疲労モードです。
こんな時こそ身体、特に神経やホルモンの働きを安定させるために、副腎が求めている栄養素を少し多めに摂ってみることも身体への労りかと思います。

ビタミンCはわかっていてもなかなか補充できないものです。
体内で作れないビタミンCは絶対外から摂らなければなりませんので、高価なものでなくとも良いですが財布に無理がなく、そしておいしく飲みやすいものを選ぶと良いです。
1日2,000mgで90日くらい飲めて2,000円前後のもので錠剤かカプセルのものを選ぶといいです。
大容量の粉末のものも出回っていますが、苦痛でない方はこれらも安価です。

1日量のビタミンCは少なくて2,000mgで、疲れ感が強い時は5,000mgを食後にとる様にすると1週間もするとちょっと違うと思います。

ビタミンCは栄養機能が明確な食品です。
皮膚や粘膜の健康維持を保つとともに、体の各器官を錆びなくしたり若返るための栄養素です。
毎日続けることが良いと思います。
青汁とかクロレラとかをマンネリ的に利用している方は、一度ビタミンCを集中的に摂ってみるのも新発見につながります。

特に便秘に関して神経を使いすぎの方に朗報であってほしいと記述しました。