ウイルスを防御する免疫力

免疫力の強さについて

腸管免疫の仕組みについては当ブログで記述しました。
下記のページをご覧ください。
https://blog.darm.co.jp/category/ileum/

体の外より侵入した異物(ウィルスなど)を排除するするためのシステムは素晴らしいものなのです。
1、侵入物を発見する力
2、侵入物の良し悪しを見分ける力
3、入り口で殺傷してしまう力
4、深く侵入して来たときに免疫細胞がスクラムを組んで沈静化させる力
5、戦場となった組織を元どおりに修復する力
などが備えられています。

このように腸で中心的に活躍する箇所が、回腸の粘膜上に存在する40〜50個くらい存在するドーム状の監視の目でもあるパイエル板なのです。この優れた機能を余す事なく活動に導くのが日常の私たちの生活の品質によるのです。

外敵を監視するパイエル板

また、体内で遺伝子に傷がつきガン細胞を作ってしまったときでも、出来てしまったガン細胞を免疫システムのパトロール隊が機能して毎日発見して殺傷処理して健康を守ってくれているのです。

お腹は脇の下で測る体温より1度高いのが健康のバロメーターなのです。
お腹の体温は常に37度以上が理想なのです。

侵入したものや体内で芽生えたものも処理しながら健康を守ってくれているのです。
しかし、生活や働き方や食事事情によって、この処理能力に差が出てくることをまずもって知っていただきたいものです。

腸管免疫力を強くするには

何も難しい事はありません。
日常の生活がいつも変化が無く、食は好き嫌いが無く一定の時間に一定の栄養や量を摂り、少しの汗をかくくらい体を動かし、よく寝て大小便の排泄は快適で、毎日よく笑い、病気をしないような心がけがあれば良いのです。

喰う、寝る、出すの品質が良いことです。
あなたに住み続けている腸内常在菌を増やして活性化させることなのです。

「増やして活性化」が腸管免疫力の原動力なのです。
前述を参考にしてください。
https://blog.darm.co.jp/category/prebiotics/

簡単なようですがいかがでしょうか。
ごくごく平凡なようですが、病気に罹患した人の話や体の不調から抜け出した多くの人の体験談から証明されているのですね。

統計的に出たものを云々するのではなく、どうして病気から脱出したかいう個々の結果を知ることです。
病気を封じ込めた結果であり、これは科学なのです。根拠があるのです。
統計学をベースに科学的根拠と論議するのは科学論ではないのです。統計論なのです。

何も免疫とは意識して作り上げるものではないのです。
意識して薬を飲んだりサプリを摂ったりしなくとも、免疫力とは自然に出来上がっていくのです。
すなわち日常生活の品質を上げることなのですね。

新型コロナウィルスに感染しても、あまり症状が表面に出ないで自然と回復してゆく人が多い理由はこう言った免疫力のシステムを備えている人はごく軽症で乗りきれるわけです。

新型コロナウィルスに感染して命を落とされる人がいらっしゃる事はとても残念な事ですが、ウイルスに対する防衛力が他の人より低かったか、またご病気で体力が落ちていたとか、また体温が低すぎたのか、栄養面で肝心なビタミンやタンパク質が不足だったか色々なことが考えられます。

新型コロナウィルスに感染して亡くなられた方や重症になられた方の体内のビタミンDが欠乏していたとの報告が、各国から報告されるようになってきております。

ビタミンDは免疫力を補う大切なビタミンです。
巣篭もりでも日光浴を忘れないようにしましょう。
とても詳しく参考になる説明です。(吉富信長氏ユーチューブチャンネルより)
https://www.youtube.com/watch?v=gqymIBUsq1s

新型コロナウィルスと季節性インフルエンザウィルスの比較

コロナウイルス(NHKより借用)

インフルエンザウイルス(WEB画像より借用)

新型コロナウイルスは
・感染力が強く、感染者が3人前後の人に感染するといいます。
・潜伏期間が長く、1週間から長い人で2週間くらいあるとわかっています。
・新型ウイルスなので人の体内に抵抗する免疫システム(抗体)が出来上がっていないことがあります。
・ワクチンが作られていないのでマスクや手指の消毒、外出控える、濃厚接触はしないなどの防衛しかありません。

比べて季節性インフルエンザは
・感染力は強いですが、感染者は1.3人前後で新型コロナウイルスの半分くらいです。
・潜伏期間は2日くらいですが、症状が強く出るのが特徴で家で寝込みます。その分回復も早いのが特徴です。
・季節性インフルエンザウイルスは人の体内に抵抗する免疫システム(抗体)が出来上がっています。
・ワクチンが作られているので予防が可能な社会になっています。
・季節性インフルエンザウイルスであってもマスクや手指の消毒、外出を控えて濃厚接触もしないなどの防衛をすることに
越したことはありません

新型コロナウイルスに感染しても体温上昇に違和感がなく、味覚や臭覚に異常がない人はやはり体力があるのかもしれません。こういう人は自分で感染していないと思って安易に広い範囲で行動したり、手指消毒やマスクをするなどの予防に固執しないものです。
しかし、社会全体で収束に向けて協力し合うことは大切ですね。

免疫力のある人

免疫力のある人とは一つは外敵に向かって素早く応戦する白血球の活動と、もう一つは戦い方に作戦を立てて外敵を一網打尽にする兵器を持つことの二つあります。
どちらも体温を上げることで士気が高まるという共通点があります。

新型コロナウィルスの侵入箇所の粘膜バリアー(のど鼻の粘膜、気管支や肺の粘膜)が厚く侵入ウイルスを溶かし、または殺傷できる抗体が体全体の粘膜に行き渡っていることで軽症で済むことに繋がるわけです。

腸管のぬるぬるネバネバした粘膜粘液の中に覆われるよう抗体が配置されています。
正しくはIgA抗体と言い、敵を倒す殺傷力のある兵器みたいなものです。
愛・慈・恵・・愛と慈愛に満ちた恵みと覚えてくださいね。

また体温が健康体温を維持している人が防御力が強いのです。
水銀体温計で37度の文字が赤文字で表示されていのは健康体温の意味なのです。

37度は微熱として捉える人は日常体温の低い(36度以下)人です。そして解熱剤を服用する人も多いのです。
体温は36.5度は維持してほしいものです。

季節性インフルエンザのウイルスは熱に対して非常に弱いのです。
インフルエンザや一般の風邪などは熱が出ますが、高熱障害の懸念がなければ逆に体温を38度少しになるように体を温めることで風邪ウイルス殺傷できて一晩で風邪の症状を取ることができます。

ウイルス退治には体温を上げる

薬局店頭に於いて風邪(季節性インフルエンザ)を一晩で直してほしいという希望のお客様に対して提案した内容です。
実際に翌日または早期に回復し感謝された数例の事例を記述します。


体温を上げてウイルスを一晩で退治して回復することは科学なのです。

ウイルスは熱に弱いことと、体温が上がることで白血球の活性化につながりウイルスの殺傷力が増強されるのです。
ウイルスと白血球が戦いしているときは必ず熱が出るのです。

体は防衛反応として熱を上げているのですが、この熱を苦痛に思いすぐ解熱剤を使う人が多いものです。
これは、ウイルスに対して住みここちをよくすることを支援して、いつまでもウイルスが滞在できるように進めるようなものです。

新型コロナウィルスに対して体温を上げて退治する自己治療(感染経験はありません)はしておりませんが、高い体温でウイルスの勢いを弱めたり、高い体温を得て活発になった白血球がウイルス退治にパワーをアップし、また潜伏期間を縮めることができるような気がします。
体の持っている恒常性維持機能を正しく引き出せば多くの健康対策が可能ではないかと思います。

科学的根拠とは体を治るように導き、結果として治してしまう実例なのです。
科学なのです。
すなわち生きるための理(ことわり)の学びなのです。
生理学だったのですね。

しかし、今は何よりも早く新型コロナウイルスのワクチン開発を望むところです。